玉野だより

『玉野だより』2018,9,23 神登山朝陽(2)

投稿日:

この日は日曜日なので、明見君に5時前に来てもらって王子が岳から見る日の出を描きに出かけた。イーゼルを立てる場所は、17日に『神登山朝暘(1)』を描いたポイントと同じ。今日のねらいは、神登山朝暘(1)』より、もう少し上がった位置の太陽を『描くのがねらいだ。

イーゼル画は、常に現場では対象との主客合一の交感を要求される。どんな絵になるか、完成画面のイメージは分からないので、描いているときの時間は、今、今、今、の視線とタッチの積み重ねだ。

2010年に東伊豆でイーゼル画を始めた当時は、あまりにも茫漠として行き先が分からないので、タッチが何度も迷い道に入り込んだが、やるもんだねぇ、何でも描けるという描写力がつけば、何も考えなくても、目と手が動いてくれる。ここまでくると絵を描くことは楽しい。

軌持に沿った、正しい道を歩んでいれば、迷い道に入ることなく、畢竟地(ひっきょうち)に入れるのだから、だから、画家はイーゼル画の修練が必須なのですよ。

 

 

-玉野だより

執筆者:

関連記事

『玉野だより』 2019.01.16【王子が岳風景(24)】

1月15日、玉野への4訪目。16日はもう何度も通った王子が岳で、足慣らしの今年の仕事始め。ここは、描くポイントが多いので、イーゼルを立てる場所に迷った時には裏切られない貴重な場所だ。山頂へも車で来られ …

『玉野だより』2018.06.13 【大仙山風景(1)】

6月11日、宇野駅で、、佐々木氏夫妻(小中の同級生の井上君の妹で)の出迎えを受け、昼食をご馳走になり、宇野のホームセンターで自転車を買う。佐々木氏は井上君の岡大医学部で同級、井上君の妹の紀子さんは、今 …

『玉野だより』2018.11.29【鉾島の朝 】

この日は、昨日描いた番田の水門の近くの、海側の堤防の上にイーゼルを立て、鉾島を描いた。 この島は、昔は島だったが、今は砂州の一部が陸と繋がっていて、歩いて行ける。ロケハンの時は、潮が満ちていて、砂州が …

『玉野だより』2019.01.29 【出崎風景(丸山3)】

この日は、朝から天気が良いので、丸山浜での3作目。丸山に近づく角度にイーゼルを立てた。イーゼル画は、同じ場所で何点でも描けるが、一箇所づつ潰していかないと、他に描く場所があるので気が残って落ち着かない …

『玉野だより』 2019.03.15【出崎風景(10)】

この日は、前日、前々日に描いた崖に、より接近してイーゼルを立てた。画面の半分を崖が占め、崖の上部も画面から切れている。 イーゼル画は、同じ風景でも、立ち位置によって画面がどんどん変わる。立ち位置の変化 …