玉野だより

『玉野だより』2018.12.01【番田の水門(2)】

投稿日:

この日は、番田の水門をモチーフに、再び、水際にイーゼルを立てた。当初は、土手の道の上で書くつもりだったが、構図がイマイチなので、水際に下り、前作より引いた場所で描くことにする。

描いている途中から、後方の堤防前の水門のゴミ掃除(水面の落葉)と、この池の水抜きが始まった。自転車できて、地元の人のようなので、描き終えてから、番田に来た時から目について、気になっていた、山の上の大きな岩(番田の立石)への道をきいた。道はあるのだが、山への登り口が分かりにくいとのことで、親切に丁寧に教えてもらった。明見氏の迎えの車で、記憶が消えないうちにと入り口の確認に向かった。現場の直前で、やはり分からず、付近の農作業している婦人に聞くと、これまた親切にもバイクで先導して連れていってくれた。入り口からイノシシ除けの柵があり、奥にももう一か所柵があって、案内がなければ到底分からなかっただろう。婦人の作業服にもこの時期なやましい草の種が沢山くっついてしまった。これだけの善意の因縁に恵まれれば、これは登らずにはいられない。

 

-玉野だより

執筆者:

関連記事

『玉野だより』 2019.01.16【王子が岳風景(24)】

1月15日、玉野への4訪目。16日はもう何度も通った王子が岳で、足慣らしの今年の仕事始め。ここは、描くポイントが多いので、イーゼルを立てる場所に迷った時には裏切られない貴重な場所だ。山頂へも車で来られ …

『玉野だより』2018.06.27【紫陽花】

朝7時半、中川さんの車で王子が岳に出発。現地でイーゼルを立てた時に、筆をジュリアンボックスに入れ忘れたことに気付く。溶き油を入れ忘れたことはあったが、筆を忘れたのは始めてだ。兵士ならば命取りのミスで、 …

「玉野だより」 2018.09.18【王子が岳風景(14)】

この日は、王子が岳の駐車場に一番近い、例の東屋の近くにイーゼルを立てた。視角の狭い、近景の場所なので、F10号の縦構図で描く。視覚の狭い、近景の絵は静物画と状況が似ているので、たまに描くと新鮮で目が洗 …

『玉野だより』 2019.06.11【奥迫川風景(5)】

この日は、2日日を空けたので、描くポイントが絞れていなかった。ウロウロと周りをさがしたのだが、結局6月4日に描いた小径を、少し坂下に引いた場所にイーゼルを立てた。『奥迫川風景(2)』とほとんど同じ場所 …

『玉野だより』2018.11.24 【瀬戸内陽光】

この日は、前日に続いて朝から天気が良いので、20日に中川さんの車で出会った、胸上から番田に越える細池峠の手前の道路の端にイーゼルを立てた。ここは、中入崎と鉾島の間の小さな湾状の砂浜のある場所で、少し高 …