玉野だより

『玉野だより』2018.11.17 【波張崎風景(2)】

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前日に続いてこの日も晴れ。瀬戸内は晴れの日が多いので、外光派の画家は助かる。

この日は、前日と同じ小さな砂浜で、同じ景色を、距離を少し引いてイーゼルを立てた。

絵の左側から廻り込んでこの浜に来たのだが、この場所に着いた時から、正面に太陽が上り、明日は、S10号のキャンバスでその絵を描く予定にする。

モチーフは無限に、洩れなく天が用意している。その前にイーゼルを立て、その美しさを画面に定着しているのは、今、ここの私一人。何か大きな力が、私の身体を触媒にして化学反応を起こし、結果、キャンバス上に変換、定着しているという感覚、この感覚のよろこびを味わえるのは、イーゼル画で描写スキルを磨くという修行を積まないと出来ませんよ。

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