玉野だより

『玉野だより』 2019.06.29【ネムの花咲く池(2)】

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この日は、『ネムの花咲く池』の2枚目を描きに、前日と同じポイントに出かけた。イーゼルを立てられる場所が狭くて、ネムノキを画面に入れようとすると。視角も限定されて1枚目と同じような画面になってしまう。

それならばと、イーゼルを前に動かして、前作画面に入っていた左前方の木の枝を画面から外し、直射日光の当たる堤の木を入れて、つまり視角を左方向にずらしてキャンバスを立て、筆を走らせた。

もちろん、昨日も今日も、蚊取り線香は用意したが、以外にヤブ蚊は少ない。描いている途中にポチャンと水音がしたので、見てみると、昨日のカワセミがまた来ている。羽の瑠璃色が美しい。描くことはないだろうが、写真に撮っておいた。

ネムの花の咲いているという限定されたモチーフなので、ここでは、もう描くことはないだろうが、一期一会の出会いに、2枚の絵を現成(げんじょう)できたことに、満足、満足!。この絵が、今回の訪玉の最後の作品となった。

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