![]() |
![]() |
この日も朝から快晴で、前日からの予定通り、胸上に向かった。現場にイーゼルを立てた時の太陽の位置と周りの状況は理想的だ。天は、何故にこうも完璧に、万物を配在させるのだろうか。こんなモチーフを前にしてキャンバスを立てると、画家の自我意識の入る余地はない。無心に筆を走らせた。
実存主義的で共産党に入党していたピカソは、「人間の方が強い、絵の方が強い」と言っていたそうだが、マチスは40代の終わり頃からイーゼル画に戻り、最晩年のセザンヌに肩を並べる作品を残した。マチスの方が正しい。世界はそうなっている。
かり
投稿日:
![]() |
![]() |
この日も朝から快晴で、前日からの予定通り、胸上に向かった。現場にイーゼルを立てた時の太陽の位置と周りの状況は理想的だ。天は、何故にこうも完璧に、万物を配在させるのだろうか。こんなモチーフを前にしてキャンバスを立てると、画家の自我意識の入る余地はない。無心に筆を走らせた。
実存主義的で共産党に入党していたピカソは、「人間の方が強い、絵の方が強い」と言っていたそうだが、マチスは40代の終わり頃からイーゼル画に戻り、最晩年のセザンヌに肩を並べる作品を残した。マチスの方が正しい。世界はそうなっている。
執筆者:okano
関連記事
この日は、迫川大池の土手下で、前日とは逆向きにイーゼルを立てて4枚目の土手のある風景を描いた。ここから見ると前方の坂は上り坂なので、坂の上端が切れて、同じく、土手の後ろの風景と切れたラインと相まって、 …
今回の玉野行は、11日に新幹線で帰柏する予定で、前日の10日は完成途中の作品の発送と室の片付けや旅行の準備などで潰れるので、この日がイーゼルを立てるラストチャンスだ。 中川さんの迎えで、王子が岳に向か …
『玉野だより』2018.09.24 【王子が岳風景(17)】
この日は、ニコニコ岩の海側でイーゼルを立てた。ここは、描くのは初めてだ。少し奥まった場所で、海側の展望もよく、10人程度の人が座れる岩もあるので、地元の老人達の集団がいつも、いっときダベって帰っていく …
この作品は、〈王子が岳風景(20)〉を描いた午後、天気がよかったので、明見君にもう一度4時頃迎えにきてもらい、王子が岳に向かった。今回の玉野滞在中の目標は、王子が岳からの朝陽と夕陽を数点手を付けること …
『玉野だより』2018.07.04 【王子が岳風景(10)】
夜雨が降っていたが、朝はいち時止んだので、王子が岳に出かけた。天気予報はよくないが、行くだけ行って、後は現地で判断するつもりだ。天気が良ければ、いつものニコニコ岩付近で描くつもりだったが、この日は、天 …