玉野だより

『玉野だより』2018.10.01 【日の出海岸の松】

投稿日:

29日、30日は台風で出られず、この日は、台風一過の快晴の朝、いつもの通り中川さんの軽トラで王子が岳に向かったが、日比と渋川の間の道が通行止め。迂回路はあったのだが、この時は知らず、それならばと、28日にロケハンしておいた宇野の日の出海岸に向かった。

日の出海岸は名前の通り、東向きの小さな浜で、以前は玉野マリンホテルという良いホテルがあったが、今は閉鎖されている。このホテルに泊まった時の朝、部屋にまともに射し込んで来る朝日の光を、小さなスケッチブックにサインペンで描いた記憶があるが、作品はどこかに眠っている。

ここでの、日の出の絵を描くことは、今回の玉での滞在中に予定していることで、結局それは、台風一過の快晴が翌朝も続いたため、翌日実現したのだが、この日は、日の出海岸の2、3ある、ビューポイントのひとつにイーゼルを立てた。

晴れた空、白い砂、明るいオーカー色の岩や崖、緑の松、それら全てに午前中の陽光がまともに反射する。なんで天は、こうも完璧にモチーフを揃えてくれるのだろうか。これだけモチーフを用意させて、つまらない絵しか描けなければ、画家として情けない。これだけモチーフを用意させて、美しい絵を描かなければ、画家として天に申しわけない。

-玉野だより

執筆者:

関連記事

『玉野だより』 2019.01.30【出崎風景(7)】

この日は、今回の玉野滞在で絵を描ける最後の1日。アトリエを出る前は、丸山の岩に生えている松を描こうと予定して出かけたのだが、イーゼルを立てる場所に潮が入っていて、時間待ちをしなければならない。それでは …

『玉野だより』 2019.06.18【迫川大池の水門(1)】

この日は、前回描いた迫川大池の土手の上から、池に向かってイーゼルを立てた。迫川大池はこの谷筋の最下段の池でそのため溜池としては大きい。この池の上に、連続してもう一つ池があるが、その池の白い水門が目に引 …

『玉野だより』2019.01.29 【出崎風景(丸山3)】

この日は、朝から天気が良いので、丸山浜での3作目。丸山に近づく角度にイーゼルを立てた。イーゼル画は、同じ場所で何点でも描けるが、一箇所づつ潰していかないと、他に描く場所があるので気が残って落ち着かない …

『玉野だより』2018.12.01【番田の水門(2)】

この日は、番田の水門をモチーフに、再び、水際にイーゼルを立てた。当初は、土手の道の上で書くつもりだったが、構図がイマイチなので、水際に下り、前作より引いた場所で描くことにする。 描いている途中から、後 …

『玉野だより』2018.11.29【鉾島の朝 】

この日は、昨日描いた番田の水門の近くの、海側の堤防の上にイーゼルを立て、鉾島を描いた。 この島は、昔は島だったが、今は砂州の一部が陸と繋がっていて、歩いて行ける。ロケハンの時は、潮が満ちていて、砂州が …